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Benny Sings「Benny…At Home」
Benny Sings(ベニー・シングス)はオランダのミュージシャン。
電子音と生楽器を交え、ポップなメロディが耳馴染みの良いぼくの大好きなアーティストのひとりです。
「Benny…At Home」は2008年の作品。
おしゃれなバックミュージックと、口ずさみたくなるメロディの曲が多く、初めてベニー・シングスを聴く人にとっておすすめしたい1枚です。
「ポップ・マエストロ」と呼ばれるメロディセンスとバックミュージック
「DTM」でトラックを作り、それに乗せて歌うスタイルをルーツとしています。
DTMとは:パソコンを使って音楽制作をすること。

コンピューターの電子音と生楽器をバックサウンドに取り入れ、どこか懐かしさも感じるのが逆に現代的で、センスの良さが際立ちます。
ポップなメロディは日本人の耳にもすっと入りやすく、歌声が甘くまろやかでゆったり聴ける楽曲が特長的。
機嫌良く聴けるのがベニー・シングスの曲の良いところ。
軽いノリでとてもおしゃれ。
体をゆらしながら聴くと気持ちいいです。
後ノリの感じ(溜めるようなノリのこと)とか隙間をもたせた楽曲がたまりません。
様々なアーティストをプロデュース、コラボも。
ベニー・シングス率いる音楽レーベル、「Dox Records」は、Wouter Hamel(ウーター・ヘメル)、Giovanca(ジョヴァンカ)も所属し、ベニー・シングスは彼らのプロデューサーとしても知られています。
それぞれの個性を活かしながら、独特のエッセンスを加え、足し算ではなく掛け算でもなく、お互いの良さが入り混ざるようなプロデュースが魅力。
ちなみにぼくはジョバンカの歌声も大好きなので今度レビューします。
また土岐麻子やcero、KanSanoやスキマスイッチなど、日本人ともコラボしています。
この制作動画、いいなぁ。
おすすめは2、3、6曲目
ミドルテンポの軽いノリの2曲目の「For Your Love」
同じくミドルテンポ「Blackberry Street (feat. Urita)」
そしてスローテンポの3曲目の「Let Me In」
いずれもライトに聴けて小さく踊りやすく、耳に良い音楽です。
他のアルバムも日本人に馴染みやすく、素敵な曲がたくさんあります。
ぜひベニー・シングスの頻繁な来日をお待ちしております。笑
というか、本音を言えばオランダで聴きたい。