1-1のドロー
またもや勝利から見放されたドルトムント。
チームコンディションが悪い中、アウェイに乗り込んだドルトムント。
この日は出場停止のオーバメヤンと負傷のゲッツェを欠く布陣で挑む。
厳しい戦いが続いています。
この結果で、順位をひとつ下げて6位となり、EL出場圏内になんとかひっかかっている状況。
リーグ戦はこれで7戦連続の未勝利。
首位のバイエルンとの勝ち点は10にまで広がりました。
得点者
30分:ケヴィン・フォラント(レバークーゼン)
73分:アンドリー・ヤルモレンコ(ドルトムント)
香川真司は途中出場で活躍
カストロの負傷により、41分から途中出場。
チームの起点となり、オフェンスに積極的に参加できていました。
現地の評価も上々。
ただしカストロへのファールでウェンデルが退場し、相手チームが一人少ない中でのプレー。
オフェンスの比重が大きくなるのは当然のことで、その中で決定的な仕事ができなかったのは少々残念。
相手がひとり少ない中でも勝ちきれない戦術。
オーバメヤンという強力なオプションが外れた途端、急に得点力が落ちるドルトムント。
代わりのきかない選手であることは間違いないが、それにしてもCFの層が薄い。
そして2列目以降の決定力が低い。
いつものドルトムントならオフェンンスのオプションがいくつかあり、CFも2列目以降の選手も攻撃参加し、得点を奪う。
ただ今のドルトムントにはそんな余裕は感じられません。
フィリップ、カストロが負傷
かなり痛い損失。
ゲッツェも負傷の中、チーム、サポーターのフラストレーションが溜まっています。
追い打ちをかけるように離脱する重要な選手たち。
おそらく年内の復帰は難しいでしょう。
これで香川の出場機会は増えるが負担も大きくなり、チームとしても得点源が減ったことは確実。
また香川は周りの選手を使う動きが得意な選手。
重要プレーヤーとの連携で、オフェンスのスピードアップを狙うことが香川の持ち味だっただけに、かなり痛い。
ポジティブに考えると、出る選手が限られ連携力が増し、また試合に出場し続けることで試合勘は維持できるのではないか、と。
監督交代の話題で持ちきりに。
いよいよ具体性を帯びてきた監督交代。
後任の監督名が具体化されていないので、おそらくまだ確実ではないれど。
特に守備陣の崩壊は今一番着手すべきところ。
選手に勝つ意思は感じられるものの、どうしても勝ちきれない。
中盤の汗かき役も必要。
年内の戦い方次第では、CL出場圏内(4位以内)も危ぶまれます。
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