3-2でドルトムント敗北
すでにグループステージの結果が決定しているグループH。
レアルは2位で決勝トーナメント進出が決定しています。
ドルトムントはこの試合とアポエルvsトッテナムの結果次第で順位が決定し、3位ならEL出場圏内でした。
勝利することはできませんでしたが、アポエルもトッテナムに敗北。
得失点差で勝るドルトムントが、EL出場を決めました。
またもや勝利から見放されたドルトムント。
レアルのアウェーに乗り込んだ結果とはいえ、公式戦での勝利が遠ざかり続けています。
得点者
31分:ボルハ・マジョラル(レアル・マドリード)
12分:クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
43分:ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
49分:ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
81分:ルーカス・バスケス(レアル)
香川真司は先発出場
起点を作り、違いを見せるプレーを見せ、49分のオーバメヤンの同点弾をアシスト。(記録としてアシストにはなっていません)
見事のアイディアと視野の広さを見せつけたヒールパスでした。
しかし2度の決定機を決めきることができず。
流れの中やドリブルで「らしさ」は出ていましたが、決定機を決めきる力とシュート前の冷静さ、かつての輝きを取り戻して欲しい・・・。
CL グループH順位表
1:トッテナム(勝点:16)
2:レアル・マドリード(勝点:13)
3:ドルトムント(勝点:2)
4:APOELニコシア(勝点:2)
順位が確定しました。
ドルトムントはAPOELニコシアに得失点差で勝り、3位が決定しています。
攻めのオプションはオーバメヤン依存
痛感したのは、チームのフィニッシャーをオーバメンンに頼りきっていること。
ラストパスをオーバメヤンに預けるという、チームの約束事がはまれば、得点を挙げることができます。
ただし、それ以外のオプションが少ないのが残念。
プリシッチの見事な突破から、ラストパスを香川に出すが決めきれないシーンもありました。
プリシッチ、シャヒン、香川のゲームメイク、アイディアは素晴らしいです。
もちろん決定力が少ない訳ではありません。
オーバメヤン依存が高く、また守備陣が不安定な為、オフェンスに集中しきれていない、もしくは体力が残せていない印象があります。
香川の2度目の決定機。
素晴らしい切り返しからのシュートはもう少し冷静に、体力が残っていればイメージ通りのボールが枠内に飛んでいたことでしょう。
ドルトムント敗戦の記事を何度も書いて、その度に書いてきましたが、中盤の底にもう一人、屈強な選手が欲しいところ。
守備の安定と、攻撃のオプションを散らつかせる選手がひとりいるだけで、チームの戦術はがらっと変わるはずです。
とりあえず、CL全日程が終了しました。
残念な結果になりましたが、ウインターブレイクまでに、ブンデスリーガでの勝利をお願いします。
CL前節の記事はこちら
