うつ病の体験記。生き方を考える日々と、フリーランスで働くことの自然さ。

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約10年程、紆余曲折ありながらサラリーマンを続けてきて、それなりに安定した暮らしと、ささやかな趣味の時間を使って過ごしてきました。

務めた会社は合計4社。

多いか少ないかは人それぞれかもしれません。30代でいうと多い方でしょう。

その間に人生の転機が度々訪れ、「うつ病」を発症してしまいます。これから経緯を書いていくので、今しんどいと思っている人や悩んでいる人の、少しでも役に立って欲しいと思います。

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転職を繰り返した理由

まずはなぜ転職を繰り返したのか。

それは世間の転職理由第一位「人間関係」です。

1社目:5年程勤務。売り上げも上々で人間関係も良かったが、上司の異動と業界への嫌気がさし転職を決意。

2社目:3ヶ月で退職。急な転勤を言い渡されたことと、先輩との人間関係が原因。同時にスキルアップの必要性を感じる。

3社目:2年程務めたが人間関係と会社のルールに従いきれず転職を決意。

4社目:うつ病発症で退職。現在に至る。

ぼくは「なんとななる精神」が強かったので、転職に抵抗はありませんでした。ひとつの会社でキャリアを終えることが当たり前ではなくなったこのご時世に、合わない会社や人間にしがみつく必要はありません。

合わない人間が多過ぎました。中には気の合う人間もいたし、今も付き合いのある人たちだっています。

ただし直属の上司や周りの人間との相性が良くなかった。

ぼくはあまり表情が顔に出ないタイプ(どちらかというといつもぼーっとニコニコしている)で、仕事を振られても嫌な顔せず、「分かりました」と返事をし、黙々と業務をこなしていました。

結果、何の為に仕事をしているのか分からなくなりました。

自分の生活の為?そんなの当たり前です。却下。

会社の為?それにしては小さな会社のくせに末端の仕事すぎやしないか?末端の仕事も大切なのは分かるけど、それに費やす時間、多過ぎないか?

ぼくが考えついた結論、上司の為に仕事をする、でした。

稟議書、報告書、発注書などの書類、電話でのやり取り、隣のデスクに座る上司の顔色をいちいち確認しなければなりません。

要するに上司の仕事をぼくがするという、小さな小さなコミュニティの中での組織が出来上がってしまいました。

なぜ上司の為に仕事をしなければいけないのか?歯向かうことはできなかったのでか?今思えば少し抵抗しても良かったかもしれません。

ではなぜ抵抗しなかったのか?

会社にはルールというものがあります。

少しでもやり方を変えるとなると、必要な資料作りを作成することから始めなければなりません。

資料作成の時間、上司の決済、他部署の役職者の承認や確認などの根回し、これに疲れることは目に見えていました。

少なくとも非生産的な時間を過ごすことは事実です。これがチームで動けたら抵抗できていたでしょう。ただし立ち向かうのはぼく一人。

そしてそんなことの積み重ねに疲弊し、退職に至ります。

厳密には退職が決まるまでに、次の会社の内定を頂いていました。異業種だけど自分の特技や趣味を活かせる職場です。

会社のルールに則って、退社の3ヶ月前までに会社に退職届を提出し、次の職場には3ヶ月待ってもらうという寛大な待遇を頂きました。

うつ病の発症

ところが2017年、4社目で自分のペースがガラッと変わってしまいました。

寛大な待遇を頂いた職場に勤務してから数ヶ月後、朝、体が動かなくなってしまいました。

原因はうつ病です。

それまでの前兆はありました。実は3社目から、不眠や手のしびれ、目眩の傾向がありました。

耳鼻科にも通ったし、脳の検査も受けました。が、異常なし。(ストレートネックだけ言われたかな)

心療内科に通い、睡眠導入剤を処方してもらってなんとか夜眠れるようになり、出社を続けることができました。

でも実はその頃に少し心を休ませる必要があったんですね。体は動いてもストレスが蓄積されていたみたいです。

実際に4社目の会社でも多少のストレスはあったものの、うまく頑張れていました。となるとやはり引き金は3社目でしょうね。一部の人間に対する人間関係がトラウマのようになってしまってました。

そんな感じで心療内科からうつ病の診断書が出され、しばらく休職するという結論に至りました。現在もうつ病とはお付き合いさせて頂いております。

なんか、あっけないものでした。

どういう生き方をしようと迷う日々

自分の強みは何か、と聞かれれば「コミュケーション能力」と答える程、自分の人付き合いの良さには自信がありました。

プライベートでは友達や先輩、後輩も多く仲良くやれています。

逆に弱みは何か、と聞かれると「あまり真面目じゃないところ」と答えていたでしょう。

今この段階で自己分析をするなら、強みと弱みがまったく逆、です。

「ぼくは人付き合いが苦手で真面目な人間です」こう答える方がしっくりきます。これはうつ病にかかり、しばらく自己嫌悪に苛まれ、とても非生産的な時間を送ってきてたどり着いた唯一の収穫です。

でも少し矛盾があり、まだ解決できていない部分。それは人付き合いは本当に苦手なのか、ということです。

プライベートで付き合う人間に悪い連中はいません。その人たちと過ごす時間はとても楽しいしストレスを感じません。

きっと間違っていたのは誰とどう付き合い、向き合うか、だったのではないかと思います。

ぼくは3社目の段階でかなり無理をしてしまいました。要所要所で助けてくれた同僚には感謝していますし、それがなければもっと早期に退職して4社目と出会うことはなかったでしょう。(今も4社目とはお付き合いさせて頂いています)

結果、「人」なんです。

自分にとってプラスと感じる人間との付き合いを続けることで、ストレスを減らすことができるし、楽しい時間を増やせるし、生産的な毎日を送ることもできます。

で、本題は「どうやって生きていくか」です。

今現在フリーランス(開業届は訳あってまだ出していない)でちょっとずつ仕事をもらったり、パートナーに助けてもらったり、なんとか暮らしていけてます。

フリーランスでの生き方は、今の自分のひとつの答えでした。

組織に属するということに抵抗を覚えてしまった体と心はすぐに治ることはないだろうと思ってます。それによって会社に迷惑をかけてしまったり、自分に鞭をうつことは、将来の自分にとってよくありません。

もっとおもしろそうな人生を歩みたいと思って生きています。

実際はすごく体調が悪い日もあるので、ほとんど何もできない日が続くこともあります。でも、自分のやりたいこと、楽しそうなことにはどんどんチャレンジしてみようと意欲が湧いてきています。

これは少しうつ病の改善傾向にあるのかな、と先生も仰ってくださいました。

生き方は人それぞれで、ぼくの周りにもフリーランス、自営業、飲食店経営、はたまたサラリーマンで朝から晩まで頑張る人、いろいろみんな頑張ってます。

病気のせいで怠けた生活を送っているぼくですが、そのうち、ある日、病気のことをすっかり忘れてしまうように生きていきたいです。

そんな生き方を目指して、週末だけを楽しみにする毎日を捨てて、フリーランスで頑張ろうと思いました。

具体的に何をどうすれば良いのか、勉強することは山積みかもしれません。とてもめんどくさいことも多々あるでしょう。

でも助けてくれる人は必ずいるし、インターネットさえあれば情報はいくらでも入ってきます。

20代の前半の頃の自分、勢いがあった頃の自分を思い出して、どんどん世の中の仕組みが変わる中、生き方を模索していきたいと思ってます。

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