経済的な不安、パートナーが見つからない、そもそも意欲がない。
そういった結婚に対して躊躇したり、諦めたり、興味を持たなかったりする人たちが多いと聞きます。
実際にぼくもそうでした。
結婚するきっかけは案外あっけないもので、趣味を通じて知り合った人とお付き合いし、タイミングと運が良く、家族になれました。
それまで本当に結婚願望はなかったし、結婚できなければそれで良い、ひとり気ままに好き勝手して人生を謳歌しよう、と考えていた程です(割と真剣に)
むしろ今でもそう思います。
ひとりで楽しく生きることもアリだし、結婚して2人で人生を歩むのもアリだし、子どもができれば育児にのめり込むのも、それぞれの生き方として許される時代です。
友人に「結婚したくない、もう諦めた」と言った女性がいます。
その子と話をしていて自分を振り返って思ったこと、結婚のメリットを考えてみました。
話し相手に困らない
ちょっと話をしたい時に近くにいてくれると、助かります。
別に内容の薄い話でも良いし、「〇〇食べたい」とか。
要するに人間に向かって話をするという行為ができる、それだけでもありがたいです。
ぼくがなぜそう思うかというと、一人暮らしが長かったから、だと思います。
でも一人暮らしは苦じゃありませんでした、もともと一人が好きだから。
友達や家族、彼女と話すことは楽しいけど、一人の時間も欲しい。
そんな人って意外と多いんじゃないでしょうか。大人になって、そんな当たり前のことに気付きました。
自分だけがそうじゃないんだ、と。
それでも人間同士、絶対に相性の良し悪しはあります。
できるだけお互いの距離感や価値観が似ている人と結婚できれば、長く退屈な思いをしなくてすみます。
経済的・肉体的に助かる
現実的な話、と思うかもしれませんが、実際のところ人間は一人で生きるより集団で生きる方が楽です。
「規模の経済」という言葉を知っていますか?
簡単な話です、村単位、町単位、市単位、はたまた国単位。
全員で助け合えば、経済的にも肉体的にも助かるよ、という言葉です。
健康保険や雇用保険、年金なんかもまさにそう。
それの究極に小さくて身近なコミュニティが「家族」です。
助け合って生きていける人がいるというだけで、人生楽です。
たまに癒される
自分で自分を癒すことの難しさったらありません。
ぼくはそんな方法知りません。
テレビを見る、本を読む、音楽を聴く、ネットを見る、全部誰かの力をかりています。
結局、第三者に癒してもらうなら、身近で自分のことをよく分かってくれている人が良いです。
「今日こんなことがあったよ」とか「こんな夢みた」とか、もう本当にどうでもいいことを喋ったり、何もしないと決め込んで一緒に昼寝したり、寝癖を笑ったり。
それが当たり前になってしまうのは悲しいけど、ふと思い出したように癒されると、助かります。
つまるところ結婚すると自分が助かる
ぼくは自分の為に結婚して、今の生活があります。
嫌なことや悲しいこともあるし、楽しいことも嬉しいこともあります。
それは一人でも良いし、二人でも良いし、三人以上の家族で共有しても良い、人それぞれです。
でも結婚、パートナーがいることで、生活や気持ちが楽だな、助かるなと思います。
その分こっちも助けてあげなくては、と思いますけどね。
もしも結婚に迷っている、悩んでいるという人は諦めないでください。
何歳になっても諦めるのは良くないです。
きっと10年後には、「あの時行動しておけば良かったー」もしくは「あの時行動しておいて良かったー」のどちらかになっていると思いますので。
あと大事なことは「サボらない」こと。
仕事でも趣味でも、遊びでも、本気でやった方が楽しい上に成果は大です。
絶対に手抜きの婚活はやめましょう。